しいたけ皮膚炎
椎茸ってめっちゃおいしいですよね。
焼いても煮ても鍋にいれてもあれば高級感がぐんぐん上がる逸品だと思ってます。
そんな椎茸について色々調べてみたので注意点やちょっとした豆知識入れていきたいと思います。
そもそも原木椎茸と菌床椎茸があるのをご存じでしょうか?
よくスーパーなどで売りだされている椎茸は基本、菌床椎茸になります。
原木椎茸を生産するには菌床椎茸を生産するより大きな手間がかかりますので値段が大きく変わってきます。
菌床椎茸はハウス栽培で3~6か月で年中出荷できる状態にありますが
原木椎茸はまず原木を切り菌を植え付けて1年半以上もの年月をかけてやっと出荷できる状態になります。自然環境の中で育てるのも難しく徹底した湿度管理から日光まで計算され出荷されていきます。
丸々と太った原木椎茸を焼いて食べたらたまらなくおいしいでしょうね。
また原木椎茸の方がうま味も栄養価も香りも高いとされています。
出荷が秋と春の年に2回だけなので見かけることがあればぜひ一度食べてみてください。
そんなおいしい椎茸ですが調理が不完全な時にしいたけ皮膚炎という症状がみられることがあるみたいです。
これは中までしっかり火が通ってなくて生の状態で食べることにより椎茸に入ってる成分の(レンチナン、チロシン、チロシナーゼなど)が原因で起こる症状みたいです。
全身にかゆみが出て爪や鞭で打たれたような湿疹が体中に出るようです。
命に関わるものではない症状みたいですが・・・こわいですよね・・・
そうならないためにもしっかり火を入れれば大丈夫なのでしっかり判断できるような椎茸の火の通し方の説明ものせさせてもらいますね。
まずこの前見たTVではアルミホイルの包み蒸しして一般の男女5名に出来上がったともうタイミングで出してくださいと依頼したら5人とも生の状態だったとやっていました。
それぐらい見分けが難しいと判断して食べるのが最善だと思います。
その為アルミなどで蒸し焼きやフライパンなどで調理するときはできれば小さく切って使うことをお勧めします。真ん中まで火が通る前に出したりフライパンなら一個そのまま焼いたら焼ける面が少なくかなりの時間がかかりますのできおつけてください。
それ以外にも一度レンジでチンしてから使うのもお勧めします。
600wで2分ほどで大丈夫だと思います。
それでもおいしい椎茸を買ったら一個そのまま焼いて食べたいですよね。
バーベキューなどの時にはそのまま焼く方が絶対美味しいですし椎茸からでる水分にうま味成分も多く含まれていてそれを逃がすことなく焼けたらかなりの美味です!!
しいたけをまずキッチンペーパーなどでからぶきします。ヘタを取り必ず傘を下(白いとこが見える方が上)にして塩を少しふり(中からの水分でうま味倍増します)
焼き始めたら
- かさの中(白い部分)に水分が浮き出ている
- かさ(茶色の部分)がしんなりして、生よりも少し小さくなっている
- かさにしわができている
を目安に焼き上げていってください。傘の部分を少し押して柔らかくなってるのを確認できたら食べごろです。
醤油やバターをかけてたべるとたまらなくおいしいですよ。
最後に料理は調理の仕方・食べ方を間違えるとおいしくなかったり毒をもってるものもたくさんあります。
正しく調理したらおいしく健康に幸せな気持ちにもさせてくれるのも料理の醍醐味だと思います。
今日も美味しいごはんつくりましょうね
では今日もこのへんで(@^^)/~~~