和食の盛り付けの基本
和食と中華とよる食では盛り付けの基本が違うこと知ってますか??
これにはそれぞれの歴史の背景が色々とまじりあって綺麗に見えるのあり方が全然違いました。
ので今回はその中でも和食の盛り付け方の基本について学んでいこうと思います。
和食は昔、左利きは差別されてきた文化を持ちます。
その為、左利きの人には食べにくい配置になって料理が配膳されていることが多くあります。
どんな場面でもお箸は右利きの方が取りやすいように右から取りやすい向きで置かれています。
お刺身も山葵は左下に置かれていること多くないですか?
これは右手の人が最初に取りやすいようにと工夫されおかれています。
右の人が食べやすいように右から取りやすいように盛りつけられているのが一般出的な和食の盛り付けになります。
てっさなども右から取りやすいように並べられているのがよくわかると思います。
そしてなにより和食の盛り付けの基本として知っておいてほしいことは
一人一人に向けた料理の向きで配膳していたことです。
昔は殿様に出すのも家庭で食べる料理にしても長男と末っ子でも料理の質も変えていたのが普通でした。
一人一人に台があり一人一人に向けた形で配膳されていき右手の人が食べやすいように作られてきたのが和食の他国との大きな違いになります。
他国では円卓や長テーブルに大皿で料理を盛りみんなで取り分けて食べる風習があります。
その為どの角度からでもきれいに見えるようにと工夫されてきた盛り付けの技法がたくさんありますが和食は違います。
一人がそれを見ておいしそうに見えるようなその人だけが見てよりよく見える配膳をします。
向高(むこうだか)もそういったことから取り入れられている和食の盛り付けは多く存在します。
今は研究により人間の視点は左上が高く右下が低くの方がきれいに見えると結果でていますが日本の文化は昔からその技法を使っていたと思います。
和食には必ず正面が存在してそこから見て綺麗を大事にします。
中心から左流れになることはありません。
また細かいことですが漬物など刺し身などもなんでもそうですが1人前は2切れが多いと思ったことないですか? (お寿司屋さんの一人前2貫などが多い理由もそうです。)
1切れ(ひときれ)→(ひときり)→(人切り)
3切れ(みきれ)→(みきり)→(身切り)
4切れは4そのものが縁起悪い
とされてきましたので昔の人は2切れにこだわっていたことが多く習慣づけられ今にもそういった盛り付けが普通にきれいに見えてしまうのも昔の名残だと思います。
先ほども少し述べましたが和食は向高で左が高いをよく使います。お皿の中心を真ん中にするのではなく左上を中心にした盛り付けも多々あります。
伊勢海老を真ん中・右下に置くのではなく左上に存在感しっかりだし手前に少し盛り付けをしていくことで全体のバランスがとてもきれいに見えます。この時に高いものが前に出すぎていると全体のバランスはすごく悪くなります。
奥から手前に盛り付ける感じ身に着けていきましょう。
また置く時も四角いもの同じい大きさのものなどはまっすぐ置くのではなく右下から見て綺麗に見えるように斜め右上に盛ると断面鵜もきれいに見えてきます。
少しした意識で全体の盛り付けのイメージがわくようになりますので参考に一回やってみてください。
それっでは今日はこの辺で(@^^)/~~~