2021年 恵方巻
方角は「南南東」です。
そもそも恵方巻はなんで食べられるようになったのか?
って知ってますか?
恵方巻きは、江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったといわれています。(一つのお祭りの様なものだったんですね。)
花街で商人や、芸子たちが節分に芸遊びをしながら商売繁盛を祈り、食べたられていたようです。(祭りの時にふるまわれる料理と考えればわかりやすいですね。)
名前も恵方巻きという名前ではなく、「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれることが多かったようです。「丸かぶり寿司」も「太巻き寿司」も七福にちなんで、7つの具を入れて巻くので、7つの具を入れるのが基本になったようです。
(祭りで忙しい中で食べるので食べやすくおなかにたまる太巻きがよかったのでしょう)
方角や食べ方には神様が来られる位置や神様に祈願するのに喋りながらは良くないなどとされていわれるようになったのはまた少し後のことの様です。
1989年に、某コンビニエンスチェーンが広島県で太巻きを売りだしました。そのコンビニエンスチェーンでは、売り出す際に、「恵方巻き」と名前をつけ、販売を始めたというのが恵方巻きという名前の始まりの強い説です。
これが大ブレイクし、その後、あっという間に恵方巻きは全国に広がり、コンビニエンスチェーンのみでなく、デパートやスーパーマーケットでも必ずと言って見られる食品になりました。また、今では関西以外でも手作りで恵方巻きを楽しむ方も増えており、今後もいろいろなバージョンの恵方巻きやアレンジがうまれそうです。
今までたくさんの恵方巻を見てこられた方も多くいると思います。
高級な恵方巻なら今12000円もするものもあります。
御利益のある食べ物ですし具材がいっぱい入って美味しく今年も元気にと願いを込めて食べることもできます。
今年も良き風習を楽しみましょうね。