みんな食べてる?鯛のあら炊き
この頃、仕事で賄いを若い子に作ってあげようと思い。
私 「今日は鯛の頭あるからあら炊きでも食べる?」
スタッフ 「えっ・・・ちょっと苦手なんで・・・食べれないです・・・」
私 「そうなん!?おいしいのに・・・なんで嫌いなん?」
スタッフ 「そもそも食べることないですし。食べにくいんで・・・」
ってな具合の話をほぼほぼ9割ぐらいの若い子には言われます。
この頃断られすぎてそんなに日常で食べられなくなってきてるんだな・・・って実感しています。
確かに今どきの料理見ても煮つけや魚のあらを使った料理って見受けられなくなってきていますよね??
今回は偏見かもしれないですがそんな食べられなくなってきているあら炊きに関する内容を書いていこうと思います。
そもそも粗(あら)と言われるぐらいだから食べるとこじゃないと思われがちなのかもしれませんがキッチンに立っているとあらは自然と出てくるので飲食業の人は一度は作ったことのあるレシピだと思います。
一度作って食べるようになるとほんとにおいしいんです。
魚のあら炊きは水から作ります。ダシは一切使用しなくて大丈夫なんです。
それほどうま味が出てきておいしい出汁と油と調味料が交えあって上身では味わうことのない味が完成します。
美味しいあら炊きのレシピは恐ろしいほど乗っかってるのでレシピについては乗せる必要ないと思います。
あらを触ることも少ないと思いますが食べれる部分はどんな魚でも一緒で一度食べれるようになったら箸が止まらなくなるものだと思います。
煮汁だけで御飯おかわりした小さい頃の記憶もあるぐらいです。
頭や腹骨はうま味がたくさん詰まっていて捨てるのには絶対に惜しい食材ですし何より修業時代に親方から「ご飯粒一つ残す奴は料理の世界では通用しない!」と言われたことを思い出します。
食材を雑に扱う様な職人に料理のほんとにおいしいものは作れないと教えてくれ今でも私の中で生きてる言葉です。
毎日の料理にせっかくの食材。一度試しに作ってみてください。
幸せになれると思いますよ。
今日は豆知識情報少なくてすみません・・・
それでは今日はこの辺で(@^^)/~~~