映え料理の作り方
あれ?なんか違う?・・・
綺麗に作ったつもりの料理をいざ器に盛って写真撮ってみたら綺麗に見えなかったことって多々ありますよね??
そんな料理の映え方を少しでもわかりやすく私の思いを伝えれたらいいなと思います。
それで完璧に絶対に映えるわけではないですが少しでもその参考になればと思います。
- 作る前に大体の構図を頭に入れる。
- 作りながら色・厚み・大きさの全体図を完成させていく。
- 最終の盛り付けを意識した器を選ぶ
- 盛り付けるときには全体を整頓させ何を強調したいのかをしっかり意識して盛り付ける
- どんな風に見られたいかを決めてから写真撮影。
1.作る前に大体の構図を頭に入れる。
作り出す前にこういう感じで盛り付けたいなぁ~とかこんな感じのきれいに見えるようにしたいとか。大体の人は考えてから作る人も多いと思いますがそんなこと度外視で作り始めてあれ?違う・・・あれ?思った通りにならない・・・
なんてことになった経験ないでしょうか?一回作ったことあるからちょっと違う材料使っても同じの作れるよ。って思って始めてみたら全然うまくいかないことありませんか?イメージは結構大切な要素の一つです。しっかり構成考えましょうね。
2.作りながら色・厚み・大きさの全体図を完成させていく。
やはり作り出すと同じ食材で作っていてもその時の大きさや状態や鮮度などで少し変化があります。その為少しした変化に気づきこのままじゃ小さいや大きいなど火が入りすぎて色がよくならないなど気にして作っていくことが大切です。
また高さは写真撮影には欠かせないポイントです。プロの写真撮影の時には器の中に入り切ってるときれいに見えないので器の底を上げて料理が見えやすいように撮影することも多々あります。
おせちの写真がいい例になりますね。箱の中に納まってるとどうしてもきれいに撮ること出来ないのではみ出して料理が大きく見栄えよくするためにその様にして撮影することが多々あります。
3.最終の盛り付けを意識した器を選ぶ
器は料理が映えるかどうか大切な要素。最低3色はいりますが器も大切な一種の色目。高級感や家庭的な最終の雰囲気を作り出してくれる大切な要素になります。しっかり選びましょう。
その時に大切なのは器がメインではなく器に負けることのない料理にすることが大切です。料理が前に出すぎていても器が主張しすぎててもきれいには見えないので注意してください。
4.盛り付けるときには全体を整頓させ何を強調したいのかをしっかり意識して盛り付ける
全部がきれいだから全部均等に。ってなりがちですが全部が全部一緒の量や大きさや形・色合いなら変化がなく。せっかくの料理が整頓はされていますが目があちこちに行きパッと見た時の印象が悪くなりがちになります。
中心をしっかり決めてそこに向けて整理して盛り付けていくとパッと見た時に一気に華やかに見えます。
また色目が多くなりすぎると情報量が多くなり全体の視点がばらけてしまいます。
中心から全体に広げるような心がけ一つでも意識するとしっかり一点から全体に広がるようにしっかり綺麗に見えてくると思います。
5.どんな風に見られたいかを決めてから写真撮影。
せっかくここまで一生懸命に作った料理でも最後の写真撮影の時にどうとるか決まってなくて最終的にどこに目が行くか決まってなく料理ではなく全体の雰囲気に負けてしまうことがあります。せっかくですので料理の正面と料理の向きを(人間の顔写真と一緒のようなものですね。)決め撮影するともっと決まって見えるようになると思いますよ。
さてこの全部踏まえたうえで写真撮影がんばってみてください!!
撮影に悩みすぎておいしくできた料理も冷めてしまってはほんとに勿体ないし、絶対に見栄えが悪くなりますので、出来立ての写真をすぐにパッシャっとした方がいいですよ。湯気やふっっくら感・ボリュームがなくなる前にかわいく撮ってあげてくださいね。
基本の盛り付け方についてはもた後日やらせていただこうと思います。
和食の基本として視覚→嗅覚→味覚と味わうものだとされています。視覚でおいしそうなら食べる時にまた喜びがまた増しますよね。料理は人間の喜びを得る一番身近で一番難しいものだと思ってます。
日々の生活にちょっとした幸せを。
それでは今日はこの辺で(@^^)/~~~
*1:料理の映え方