七味唐辛子の由来や発展
七味唐辛子(しちみとうがらし)
・・・・・私はずっとひちみとうがらしと言ってきたことを恥ずかしいことながら、今だから告白します。ww
ちゃんと調べしっかりした知識を皆さんも知ってくださいね(^▽^;)
唐辛子は、かの有名なコロンブスがアメリカ諸国を見つけた時にアメリカの方で栽培・生産されていて下痢や痙攣の時に薬として使っていたのを持ち帰りスペインから日本に漢方としてやってきたのが起源とされています。
1962年(寛永2年)に唐辛子は日本にやってきます。
漢方の一種として扱われていた唐辛子は江戸の町「薬研堀」という場所(今の日本橋があるところです。)に多くの薬屋・医者が多く住んでいた町に多くありました。
辛子屋の徳左衛門が「薬研堀」の近くに住んでおり薬を食事と一緒に食べれるないかと色々錯誤した結果。七味唐辛子が出来上がったとされています。
この時、漢方と同じように調合しながら作るという発想を思いつき売り出したところ大反響になり一気に有名になったそうです。
これがきっかけで今でも続く老店の味として「やげん堀辛子本舗」日本三大七味の一つとされています。
そして全国に広まっていきますが取れるものや・料理に合わせて地方で変わっていきます。
日本三大七味
【やげん堀辛子本舗】先ほども話した通りの起源とされる七味です。
生赤唐辛子、焙煎赤唐辛子、粉山椒、黒ごま、陳皮、芥子の実、麻の実を使用。
赤唐辛子を、生と焙煎で使い分けている。こうすることにより醤油などにもおいしく食べやすくなってるとされています。
【七味家本舗】京都は昔から薄味(上品な味)のものが多く七味が辛すぎないように工夫され京都の味として発展したのが七味家本舗
乾燥赤唐辛子、青のり、粉山椒、黒ごま、白ごま、紫蘇、麻の実を使用。青のりや胡麻により香りを大切にした七味ですね。
【八幡屋磯五郎】信州の方で江戸の七味を持ち帰る際に他の食材なども持ち帰り関東の方では味が濃い(コクの強い)ものが多くもっと辛みがある方がおいしいとされ発展したのが八幡磯五郎
乾燥赤唐辛子、青海苔、粉山椒、黒ごま、白ごま、紫蘇、麻の実を使用。乾燥唐辛子が多く一番辛い三大七味の唐辛子です。
このように七味とひとくくりに言っていますがスパイスの元となってるものは9種類以上にもなっています。今では柚子を入れたりや生の唐辛子などもあります。
いつかは自分の好みのいろんなスパイスを混ぜ合わせ自分特製の七味唐辛子をぜひとも作ってみたいですね。
それでは今日はこの辺で(@^^)/~~~