料理の豆知識

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幽庵焼きと柚庵焼きの違い

幽庵焼きと柚庵焼きの違いって皆さん知ってますか?

違いは全然ないのでしたぁ〜と言う意味のない内容です。

 

柚庵焼きは茶人、北村祐庵(堅田幽庵)が考案したとされた柚(ゆず)を使った魚を焼くタレの事を言います。

 

レシピ本等には柚庵焼きが一般的に使われていますが料理人の方は祐庵焼き、幽庵焼きをよく使う方が多いと思いますね。

 

幽庵焼きの地は醤油、味醂、酒を1:1:1で入れ柚の香りをしっかり入れた物で柚の量は料理人によって異なります。その地の中に漬け込む時間も職人によって全然違いがあり一概には言えないです。1日漬け込む人もいれば最短で30分程の方もいます。

柚の香りをしっかり入れ1回で焼く人も入れば1回で焼こうとすれば焦げ目がつきやすくどれだけ綺麗に焼いても焦げ目がつく場所などもあり2.3回焼きながら地を再度塗りながら照りも出るのでゆっくり焼き上げる方もいます。

 

焼き上がった焼き物は柚の香りが残っていて、いつもの焼き魚にいいアクセントがつきます。

 

北村祐庵は美食家でも知られ自分が指定した場所の水かそう出ないか等も分かると言われるぐらい舌に肥えた方だったとの事です。

当時の茶人は舌が超えていた人が多く色々な偉業が受け継がれています。ほんとに関心するものですね。昔の方が自然がもっと多く、化学の力もなく素朴な品種改良などされていない味しかなかったので今の現代では計り知れない程の味覚、嗅覚だったとほんとに思います。

 

幽庵焼きにしてもそうですが今だに使われ美味しく頂けるの先人の凄さを感じますよねぇ。

それでは今日もこれで(*゚▽゚)ノ