料理の豆知識

料理に関する豆知識や勉強して得た情報をどんどん公開して共有し新しい情報をたくさん入れていきたいと思っています。

中華包丁はなぜあんなに大きいのか?

中華包丁と言えば物凄く大きくてぶった切る様な切り方の料理が多くあると思います。

 

なぜそのようなことになったのか?

 

中国の昔の話になります。

私のきいた話では大昔の戦士が死んだときに「死後の世界でも食べ物に困らないようにと・・・」でっかい刀を墓に入れやすい様に折って入れていたことがあるという話を聞き。

なるほど!!って共感いたしました!!

 

そんな話を思い出したのでまた調べてみようと思い、今回も記事にしてみました。

 

元々は包丁といった語源も中国が発祥になってます

伝説的なお話ですが中国の丁さんという素晴らしい料理人がいて昔は料理人を苞(ほう)と言っていたらしいです。丁さんの料理技術は素晴らしく王の前で牛を踊る様に切り分け料理したと言われています。(めっちゃ簡単な説明にしてすみません・・・・)

そこから苞丁となずけられるようになって日本では漢字がなかったので包丁になったと言われています。

 

中華包丁の大きさの理由は根本的に魚などを料理するということがあまりなかったからです。内陸部で肉などを中心とした料理が発展した中国では叩き切るみたいに強い力で切る様に作られていったことが大きな理由の一つになってきてると思います。

 

今となっては中華包丁といっても大きく分けて3種類ほどありますが。

叩く・切る・潰す・刻むがメインの作業として最善の形がとられたんのが中華包丁の強みとされています。確かに重みがあり牛や馬みたいな大きな動物を調理していくうえでは今みたいに決まった切り分けなどもない時なら絶対にいることになりますね。

それ以外にも刻んだりするのにも慣れれば一番使い勝手が良いと言われています。

 

ニンニクなどを使うことも多い中華料理ではニンニクと叩き香りを出すのにも適しています。

まな板にの和食の様な薄いまな板だったらすぐに使い物にならなくなるので・・・

あれだけデカい厚いまな板が必要な理由もわかります。まな板も最初のころは大きな木の幹を使っていたというのが最初だったみたいですね。

 

日本も昔の職人さんは出刃包丁一つあれば何でもできる!!と言っていた職人さんがいたと私はよくよく昔に聞かせて頂きました。

日本は海に覆われた国なので包丁もそういった細かい作業に適した形がとられて行って今に至るようになったとされています。

 

歴史を見ていけば色んな文化や少しした考えの幅の違いによって発達した料理技術は違うのだと感心することばかりです。

昔のCMでよく見ましたが3000年の歴史がある中華料理!!

そのほんの少しだけその醍醐味を知れた気がします。

 

それでは今日もこの辺で(@^^)/~~~